汚部屋とスウェットでも大丈夫!フルリモ3年目の短時間勤務ライフ
「在宅ワークって、一日中オシャレにコーヒーを飲みながら働いているイメージ」 「家事も仕事も完璧にこなせて羨ましい!」

……そんな風に思われがちですが、現実はちょっと(いえ、かなり)違います。
私は現在、闘病中の夫を支え、育児をしながら、「短時間正社員」というスタイルでフルリモート勤務をしています。経理キャリアは15年になりますが、今の働き方に切り替えて3年目。
家族のケアと仕事を両立させるためにたどり着いた、恥ずかしくもリアルなタイムスケジュールを公開します。
【AM 7:00〜9:00】始業開始「10分前着席」まで

朝は時間との戦いですが、通勤がない分、心に少しだけ余裕を持てます。
- 朝のルーティン
- 朝食の準備、自分の身支度、そして子供を学校へ送り出す。その後、パパッと掃除を済ませて、家の中を最低限リセットします
- 10分前のスイッチ
- 始業の10分前にデスクへ着席すれば、準備は十分!この「ギリギリまで家事ができる」「でも10分で仕事モードになれる」というのが在宅ワークの醍醐味です
【AM 9:00】始業:画面越しの「プロ」に変身
私のデスクがあるのは、実は荷物だらけの「倉庫」として使っている部屋の片隅。
室内干しの洗濯物と段ボールに囲まれて作業していますが、リモート業務が始まった瞬間、私は「デキる社員」の仮面をかぶります。
- 服装のライフハック
- 上半身はきれいめのオフィスカジュアル
- でもカメラに映らない下半身は、履き古したスウェット(パジャマ)です
- バーチャル背景は欠かせない
- 背景には「清潔感あふれる素敵なオフィス」画像を設定(生活感も、片付けきれない荷物も、バーチャル背景で消し去ります※一度設定すれば継続して適用)


イメージ画ですが、ほぼリアルに近い姿。
もし下半身が映ってしまったら…。
誤操作でバーチャル背景が解除されリアルがオープンになってしまったら…。
終わりです…笑
冷え性でおなかが張りやすいため、下半身を締め付けずリラックスできる服装のまま仕事ができるのは本当にありがたいです。
このように、出社だったら不可能な状況でも作り出せてしまうのがリモートワークのメリット。
社内会議からお客様との会議まで、リモートであればすべてこのスタイルで仕事をすることが可能です。
【AM 9:00〜14:00】休憩なし!5時間の全集中タイム
短時間正社員のミッションは、5時間で成果を出すこと。家族の予定や急な体調の変化にも柔軟に対応できるよう、お昼休憩なしのノンストップ勝負です。

お昼休憩をとると拘束時間が長くなってしまうので、効率よく働ける「休憩なし」を選択しました。
相手の状況が見えないからこそ、自分から能動的に進捗を共有し、仕事を調整する力が不可欠です。
- 「短時間」という働き方
- 家族のケアがあるからこそ、ダラダラせず、この5時間に全エネルギーを注ぐことができます
- チャットの信頼関係
- 丁寧で迅速なレスポンスを徹底し「あなたに任せれば安心」という信頼を積み重ねることが大切です
- 不明点はリモート会議を設定
- お互いに画面共有をしながら確認を行います
至急確認が必要な場合は、チャット上の音声通話(電話のようなもの)で会話することも稀にあります。

簡単に食べられるおにぎりやパンを片手に作業することも多いですよ。
人の目がないので気楽です。
また、家庭の事情や子供の体調不良で急なシフト変更をお願いする際、口頭だと申し訳なさで堅苦しくなりがちですが、チャットなら気軽に状況を伝えられるのもメリットの一つです。

実際、出社で働いているときの何倍も「皆さん自由にシフト変更しながら働いているな」という印象です。
「子どもが熱を出したので病院に行くため中抜けします」「家庭の事情で本日勤務が難しくなってしまい、〇日に変更します」など。
申し出のハードルがかなり低いからですね。
この「心理的ハードルの低さ」が、フルリモート最大の働きやすさではないかと思っています。
在宅ワークの具体的な働き方
在宅ワークは誰にも干渉されない自由さがあるので、基本的には納期を守り、やることさえやっていれば問題ありませんが、一方で人とのコミュニケーションがこまめに取りにくいという難しさもあります。
相手の状況が見えないからこそ、私は以下のポイントを自分の中で徹底しています。
仕事をしていることをマメにアピール
私はHPSで物事を深く考えすぎてしまう気質につき、万一「サボっていないか?」と思われる可能性を考慮し、些細なことでもチャットでほうれんそう(報告・連絡・相談)を徹底するよう心掛けています。
作業方向に不安を感じる業務の際は「この認識で合っていますか?」と確認を入れることで、大きな手戻りを防ぎ、短時間でも着実な成果に繋げています。
「感情」を絵文字で伝える
直接顔を合わせないからこそ、文字の温度感には細心の注意を払う必要があります。
チャット独特のコミュニケーションですが、何かをお願いする際は、「お忙しいところ恐縮ですが」「何度もすみませんが」といったクッション言葉で始まる文章の後や、「よろしくお願いします」の後には、「。」の代わりに「土下座絵文字や手を合わせる絵文字」を添えることが多いです。(これは私だけでなく全員に共通したコミュニケーションです)

絵文字で気持ちを伝えられることが、ビジネスメールとは違うチャットのあたたかみです。
多用はしませんが、お客様とのチャットやり取りにも使います。
【PM 14:00】終業:自分を癒やすおうちカフェタイム
14時、パソコンを閉じます。
ここでいきなり次のタスク(家事)には移りません。
14時から15時までの1時間は、私にとっての休憩タイムです。
緊張を解きほぐし、自分自身を取り戻すために、こだわりのコーヒーを淹れてふぅーっと一息。
この1時間が、夕方の忙しさを穏やかな気持ちで乗り切るための癒しのひと時になります。
PM 15:00〜】夕飯作りと子供の出迎え
15時になったらキッチンへ。夕飯作りをしながら、学校から帰ってきた子供を「おかえり」と出迎えます。
16時からは子供の習い事の送迎が始まります。送迎前に料理を済ませておくことで、帰宅後のバタバタを回避。夜の家族時間を心穏やかに過ごせます。
14時に仕事が終わっているからこそ、子どもの出迎えも、習い事の送迎も、そして夫のサポートにも、余裕を持って向き合える。このバランスが、今の私にはベストです。
まとめ
在宅ワーク3年目で気づいたのは、画面に映る部分だけは「見た目上完璧な社員」を演じればいいということでした。
画面越しには「メイクも服装もバッチリで、始業時間も正確なデキる社員」に見えていても、カメラの枠外ではスウェットを履き、ダンボールに囲まれている。そんな状態でも、誰の目にも入らないのだから何の問題もありません。
自律してしっかり成果を出し、チャットを活用して周囲と連携することがフルリモートという働き方です。
「家族を支えながら、自分らしく働き続けたい」 そんな風に悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
